トクホってなに?

「トクホの青汁」と言われる商品がいくつもあります。

トクホ=特定保健用食品 は消費者庁が管轄のようですので、消費者庁のページからその概要を転載します。

○食生活において特定の保健の目的で摂取する者に対しその摂取により当該特定の保健の目的が期待できる旨の表示を行うもの。
○特定保健用食品として食品を販売するには、その表示について消費者庁長官の許可を受けなければならない(健康増進法第26条第1項)。
○表示の許可に当たっては、食品ごとに食品の有効性や安全性について国の審査を受ける必要がある。

トクホマーク
(特定保健用食品のマーク)

さて、青汁にはどんなトクホの商品があるのか、まずはその一部を紹介します。メーカー名、商品名、メーカーの説明を簡単に載せます。

  • アサヒ緑健 
    トクホの青汁 キトサン・イン
    日常の食生活では摂取しにくい、血中コレステロールを低下させる働きのある成分「キトサン」その「キトサン」を主原料の大麦若葉に配合しました。『キトサン・イン』は、その働きと安全性が認められ、消費者庁に特定保健用食品(トクホ)の許可を受けています。
  • 大正製薬
    ヘルスマネージ大麦若葉青汁<キトサン>
    コレステロールの吸収を抑え、血清コレステロール、特にLDL(悪玉)コレステロールを低下させる働きのある<キトサン>を配合。特許製法の「超微粉砕製法」で、農薬不使用の有機栽培で育てられた大麦若葉の栄養をしっかり残し、口当たりなめらかな青汁に仕上げています。
  • ヤクルトヘルスフーズ
    カラダ計画「大麦若葉(60袋)」
    特定保健用食品 許可表示: 本品は、難消化性デキストリンが含まれているのでおなかの調子を整えます。
  • 小林製薬
    キトサン明日葉青汁
    消費者庁から許可された特定保健用食品です。血中コレステロールを低下させる働きのあるキトサンを配合し、コレステロール値が気になる方のために工夫された飲みやすい青汁です。
  • DHC
    ケール青汁+食物繊維
    ケールをまるごと乾燥・微粉砕した独自製法により、ケールがもつ豊富な栄養と、1日目安量で6.9gもの食物繊維(難消化性デキストリン)を手軽にとることができます。

ここまでごく一部ですが挙げてみました。

今日調べた中では、ここに紹介していないものも全てキトサン配合かまたは難消化性デキストリンを配合しているものでした。

キトサンはカニやエビなどの甲殻類の外骨格から採取されるようですが、血中コレステロールを低下させる働きがある(らしい)ということで、これを配合している食品は特定保健用食品として認められるということですね。

しかし、キトサンはあんまり効果ないのかな?と思わせるような記事もありました。参考に載せておきます。

過体重または肥満に対するキトサン

難消化性デキストリンとは?大塚製薬さんのサイトには次のような説明があります。

難消化性デキストリンは食物繊維不足を補うためにトウモロコシのでんぷんから作られました。消費者庁から特定保健用食品(トクホ)の関与成分としても許可されています。

またその効果については、

難消化性デキストリンは、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)を改善するなど、整腸作用と関わりのある生理作用があることもわかっています。難消化性デキストリン摂取により糞便量および排便回数が増加したことが、ヒト試験では報告されています。難消化性デキストリンを1日5gまたは10g摂取することで、排便回数と糞便量が増加し、便の性状と排便後の感覚が良好になったという結果も報告されています。出典 栄養学雑誌 51,31-37(1993)

というわけで、キトサンはコレステロールを下げる、そして難消化性デキストリンは快便からダイエット効果があるということですね。

ちょっと納得がいかないのは、難消化性デキストリンが食物繊維不足を補うためのもの、と書かれている点です。青汁はケールにしても大麦若葉にしても食物繊維がたくさん入っているというのが常識じゃないですか。それになんで食物繊維を補うものを入れるの?というふうに当たり前に思ってしまいます。

ただトクホと言っても価格はそれほど普通の青汁と変わらないものもありますがら、気になる人はお試しください。

私は普通の青汁でいいかな。(メーカーさん、ぜんぜん青汁の宣伝になってなくてすみません。)

最後にこんな記事を、興味のある方はご覧ください。

「トクホの効果」は嘘なのか、「効果」とは具体的にどの程度なのかを検証してみた