クマザサが入っている青汁を探してみました。
- ユニマットリケン
北海道産クマ笹青汁 30包入(Amazon参考 1,411円) - 世田谷自然食品
乳酸菌が入った青汁 30包入 (3,430円) - オリヒロ
クマ笹青汁 14包(楽天参考 906円)
とりあえずこれまで紹介した青汁メーカーの商品を紹介しました。
有名メーカーではないクマザサ青汁はほかにもたくさんありますし、青汁という名称ではなく「クマザサ粉末」という名前で売られている商品もとても多くありました。
調べたほぼ全てのクマザサは国産、それも北海道の天然クマザサとなっていました。(栽培はしないでしょうけど)
(このように葉の周りが白く隈になっているので隈笹と呼ばれるようになったそうです。通販で熊の絵と一緒に「熊笹」と書いた粉末もちらっと見かけましたが、勘違いしているのか、あえてそうしているのかどうか、それはよくわかりません。)
クマザサは北海道でなくてもどこにでも生えているイメージがありますが、北海道は広いですし大量に原料が確保できるであろうことは想像ができます。
ただ、いくつかの商品の製造元を調べたところ、その住所にあったのが普通の一軒家だったりすることもあり、どうも信頼性に欠けると思われる商品も正直ありました。
そのような商品はだいたい無地の袋に簡単なシールを貼りつけたような商品ですが、意外に値段が高かったりする場合もあります。
笹の葉を粉にしただけなんだから、どこでも同じでしょ?という方もおられるかと思いますが、毎日口にするものですから、信頼できるメーカーのものを選びたいと思います。
特に粉末青汁のような商品は粉になってしまえば何の草かわかりませんし、産地や農薬の有無などについてもメーカーを信頼するしかないわけです。
あまり国産とか天然とかいう言葉を信用しすぎないように、値段によらず信頼できるメーカーのものも購入したいものです。
ところで、このクマザサの栄養は?
これについては株式会社常磐植物化学研究所さんのサイトにクマザサについて詳しく書かれていましたので引用します。
成分については
多糖類や葉緑素、各種ビタミンやミネラル類、安息香酸、カルシウム、リグニン
効能としては
その葉は食品の腐敗防止のために古来より食品を包む材料、例えば笹寿司やチマキなどに用いられているが、その効果は葉に含まれる精油成分(安息香酸など)による殺菌、防腐作用に起因することが近年になって明らかにされた。クマザサ葉は民間薬としても、胃痛、糖尿病、高血圧、喘息などの改善に利用された。
ただウィキペディアでクマザサを調べると気になる一文がありました。
乾燥した葉は煎じて健康茶にされたり、エキスが健康食品として市販されている。これは高血圧、糖尿病などに効果があるとされるが、ヒトに対する有効性について信頼できるデータはないようである。
このウィキペディアの一文は国立健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報、からの記載のようです。
昔から民間薬として用いられてきたクマザサもその有効性について科学的な確証はまだ得られていないようです。