青汁商品の元祖と言って間違いないキューサイの青汁の原料はケールという野菜ですが、その後ケールの青汁がどんどん増えるかと思っていたら、現在の青汁の主役は大麦若葉に変わってしまったようです。
とはいえ、このケールを使った商品は人気商品としていくつも存在します。メニューにある製造元一覧に出てくる商品を挙げてみます。
- キューサイ キューサイのケール青汁
- ファンケル 1食分のケール青汁
- オリヒロ 青汁スーパー100
- 伊藤園 純国産 有機青汁
※伊藤園以外の青汁は原材料がケールのみとなっています。伊藤園はケールのほかに大麦若葉、ケール、抹茶、桑葉、緑茶が原材料。
ケールにはどんな栄養がある?
キュサーイさんのページを参考にすると、ケールには以下のように豊富な栄養があることがわかります。
- ルティンがほうれん草の2.15倍
- ポリフェノールがブロッコリーの1.64倍
- β-カロテンがトマトの5.37倍
- カルシウムがヨーグルトの1.83倍
- カルシウム(の吸収率)が牛乳の1.27倍
- ビタミンCがいちごの1.31倍
- 食物繊維がセロリの2.47倍
(キューサイ)
ケールにはどんな健康効果が期待できる?
「旬の食材百科」を見ると、ケールの栄養効果として、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防、老化の予防、睡眠の改善、白内障の予防、血糖値の上昇を防ぐ働きなどが挙げられています。
(旬の食材百科)
わかさ生活が運営する「わかさの秘密」というサイトの中にもケールの健康効果についての記述がありますが、上記のほかに、皮膚や粘膜を丈夫にする効果やストレスをやわらげる効果、美肌効果、歯と骨を丈夫にする効果などが挙げられています。
(わかさの秘密)
ウィキペディアの中には、緑内障予防の効果が指摘されているという記述もありました。
(ウィキペディア)
ケールの生産地は?
ケールはキャベツの原種で、日本へは江戸時代にオランダから入ってきたと言われていますが、国内の主な生産地は茨城県、島根県、岡山県、福岡県、大分県、鹿児島県となっています。
各社の生産地の説明をそのまま記載します。
- キューサイ 島根県・九州
- ファンケル 愛媛県・鹿児島県・長野県
- オリヒロ 国産
- 伊藤園 日本
いずれにしてもこれらのメーカーでは日本国内産のケールを使用しているようですので安心ですね。