強い生命力を持つことからパワーベジタブルとも呼ばれる長命草ですが、セリ科の植物で正式な名前はボタンボウフウ、長命草という名は沖縄県地方での呼び方(与那国島に自生)ということです。
その沖縄では古くから料理や民間薬として食されてきましたが、現代になってそのすばらしい栄養価が高く評価されています。
「青汁メーカーと代表商品の一覧」の中で長命草を原料としている商品は二つありました。
- ユニマットリケン 国産大麦若葉と長命草の青汁
- 資生堂 長命草の青汁
※資生堂の青汁は長命草のみが原料、またユニマットリケンの青汁は長命草のほかに大麦若葉も含まれています。
長命草にはどんな栄養がある?
沖縄地方で古くから薬草としても用いられてきた長命草ですが、現代の研究でたくさんの栄養素が含まれていることがわかっています。
以下、資生堂のサイトを参考にして紹介します。
- 食物繊維がキャベツの約5倍
- 鉄分がプルーンの約6倍
- ビタミンAがかぼちゃの約1.6倍
- カルシウムが牛乳の約4倍
- ポリフェノールがゴーヤの約8倍
長命草にはどんな健康効果が期待できる?
資生堂が作っている青汁ということでピンと来る人は多いはずです。
そうです、この長命草には美容効果が高い成分が多いということなんです。美容成分をバランスよく含有している点、そしてポリフェノールが豊富だということで期待が大きいようです。
わかさ生活の「わかさの秘密」というサイトにも長命草の説明がありますが、その健康効果として四つの効果が挙げられています。
- 活性酸素を除去する効果
- 美肌効果
- 排尿障害を改善する効果
- 血流を改善する効果
やはりここでも美肌効果がありますね。女性におすすめの青汁と言って間違いないでしょう。
美肌効果についての記載をそのまま引用してみます。
長命草にはポリフェノールのほかにもビタミンEやビタミンCが含まれています。ポリフェノールとビタミンEの抗酸化作用により、紫外線などによる活性酸素から肌細胞を守ってくれます。また、ビタミンCの美白効果や潤いを保つ働きにより、美しい肌へと導きます。
長命草の生産地は?
- ユニマットリケン 国産大麦若葉と長命草の青汁 沖縄県産
- 資生堂 長命草の青汁 与那国島産
※ユニマットリケンの「国産大麦若葉と長命草の青汁」について詳しく調べようと思ったのですが、ユニマットリケンのホームページには商品の概要しか載っていませんでした。またこれを販売しているひとつにメイショウグループがあり、こちらの方が詳しい説明があります。それでも他社の青汁のような詳細は載っておらず少し残念な気がします。